具体的なプログラマーの仕事とは

プログラマーの仕事というと、プログラム言語を使用して、プログラムを組んでいき様々なソフトウェアやアプリケーションを作成するものだと考える人は多いでしょう。実際その通りであり、渡された仕様書から多くのプログラム言語を利用して、プログラミングを組んでいくのがプログラマーとしての基本の仕事です。
しかし、ただ仕様書の通りに作ればよいという訳ではなく、仕様書の内容を汲み取り、上手くプログラムとして落とし込んで変換するのも、プログラマーの重要な腕の見せ所であり仕事です。
特に、この部分はきれいなコードを書くことが求められる部分もあります。適当なコードによってプログラムを作るのではなく、保守がしやすく、また修正もしやすいきれいなものが喜ばれる事が多いためです。

それだけがプログラマーの仕事ではありません。プログラムを完成させた後にも仕事はあります。
その1つが、仕様バグの発見と修正です。プログラムを組んで終わりではなく、それが本当に仕様書通りに動くのか、また意図していない動きをしていないかを確認する必要があります。
特に、クライアントが求めたようにプログラムが動作するかをチェックするべく、入念なテストを何か月も行い、バグを潰していくのもプログラマーの重要な仕事です。
そして、問題が発生すればどこでトラブルが起きたのかを調査し、原因を確認します。その後、原因を修正するために改めてプログラムを組み直すなり修正するなりといった対応を行う必要があります。ただ漠然とプログラムを組む事だけが、プログラマーの仕事だという事ではないのです。